迷い猫オーバーラン! 2 - 読了

これからしばらくのbookエントリは去年読んだ本が続くことになりそう……


迷い猫オーバーラン! - 読了 - Haitena だいありー


上の続編ですが、今回は実名が――とかはなかったと思います。


迷い猫オーバーラン! 2 (集英社スーパーダッシュ文庫 ま 1-2)


今回の話のメインヒロインは梅ノ森千世――

小学生にしか見えない美少女で、小学生を凌ぐわがままさを発揮する学園理事長のセレブ娘。巧を下僕扱いする。

が、ツンを発揮する話。まぁ要約すると「私にもっとかまいなさいっ!」みたいな。
あと新キャラで、竹馬園夏帆――

千世の幼なじみで、純正セレブのお嬢様。清楚な美しさを持ち、一見おしとやかで繊細だが……?

キャラ造形的には俺の嫁。というか今回においてはダークホース的存在でもある。詳細は物語後半で。


みんな巧や、ストレイキャッツに集まり、自分の元――千世が作ったサークルに 集まらない――。
それでドタバタやるのが今回の話でした。
物語はやっぱりちゃんとクライマックスがあってまとまっている印象があり、読了感は良好。


いや、今更になって思ったわけだが、何か挿絵が平面的だなと思ったら、陰影が描かれてないからだった。
以前に「ラノベの挿絵ってなんであんなに手抜きなの?」っていうのがあったけれど、その反響みるとあんまり挿絵気にして買っている人はいないってことなのか?あるいは、ラノベを恒常的に読む人は気にしない、もう慣れたということみたい。俺みたいにたまに読む人にとっては挿絵って十分絵買いの要素になり得るんだけれども――。


そんなわけで、イラストもせめて影とか描いてくれるとうれしいなーと思ったり。


それにしても、今回の帯の惹句は良かった。


ほら、お手!