ノベルゲームのシナリオ作成奥義 - 読了
ノベルゲームのシナリオ作成奥義といったタイトルですが、
秀和システムの本書の書籍情報ページの目次を見ると分かりますが、
「ノベルゲームのシナリオライターの仕事」と言った方が適切かもしれない内容になっています。
こと、シナリオ作成のテクニックなどはノベルゲームのシナリオ作成技法の方が詳しく書かれています。
なので、本書を読むことでシナリオライターの仕事ってどんなことするの?といった疑問は解消できるのではないでしょうか。
著者サイトにもゲームシナリオTips等あるので、こちらも参照するとよいかもしれません。
以下はサイトリンクです。
少し不満点を挙げるなら、文章の助(動)詞?がおかしい箇所が6カ所ほどあったのが気になりました。
やっぱりその辺は文章相手に仕事しているならしっかり校正しておくのがいいかと。
あと、シナリオを書く道具の部分は具体的に書いてあった方が参考になると思います。
例えば、著者が実際に使っている(いた)道具を挙げるなど。
この点はシナリオ作成技法のほうがしっかり書かれているのでそちらのを参考にするのがいいと思います。
あと第四章でストーリーの構築について書かれた部分があるのですが、
ちょうど、物書きをする人の楽園:Scrivener [Mac OS X] | Lifehacking.jpを見ていたので、
こういうエディタは結構理想的だなーと思いました(フリーじゃないけれど)。
ノベルゲームのシナリオ作成技法
posted with amazlet at 08.08.25
おすすめ度の平均:
味わい深い一冊純粋に面白い
クリエイターの苦悩
ど素人の立場から
意外な良書