迷い猫オーバーラン! - 読了

うーむ、やっぱりネットネタには弱いのかもしれない。


カトゆー・アキバBlogが出てくるラノベ 「迷い猫オーバーラン!」 ほぼ完売 - アキバBlog


この記事を見て、「あーまたか、この手の(大手ニュースサイトを実名で載せる)やり方が変に流行らないといいけどな」と思った。
が、やっぱり買うのである、この男(俺)。いいぞもっとやれ。
というわけで、若干日が開いたが無事購入できたので読んでみた。


迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!! (集英社スーパーダッシュ文庫 ま 1-1)


と、裏の著者紹介を見るまで気付かなかったが、イラストは『こなゆき ふるり』の原画の方だった。

塗りが違う?からか全然分からなかった。

というわけで、イラストは萌え萌えです。
ああ、でもよく見たら迷い猫に出てくる幼なじみの芹沢文乃って、こなゆきふるりの松島小雪に似てるか。


登場人物はカテゴライズしやすく、

  • 幼なじみなツンデレ
  • ロリでお嬢様(くぎみーボイスを脳内再生しました。でも別にくぎゅってわけじゃないんだからねっ!!)
  • 主人公の義姉に拾われてやってくる、素直クール
  • スタイル抜群な巨乳義姉。見た目はアイマスババァ失礼、あずささん。
  • オタクな悪友(年上属性)
  • バカな悪友

実名の記述いつ来るかと楽しみに待ってたら、結構後半だった。誰の台詞かというのは読んでからの楽しみ。
あと、あまりオタクなやり取りが頻発するわけではないので、どういうコンテクストで出るのかも読めなかった。
内容も、ツンデレなやり取りが全面に出てて、シナリオ的にはあまり凝ってなさそう・・・


と思って読んでいたら、ちゃんともろもろ伏線回収というか説明がなされてて、読了感は良好。
ちゃんとクライマックスも用意されていて、読者の泣きを誘う(?)


「・・・・・・違う、大嫌い。巧のこと、大嫌い!大好き!」


むしろ、帯にはこれを書くべきだったw『保護してください!!』よりよっぽど破壊力あります。


あと、白と青のストライプな縞パンのあたりで盛大にニヤけた俺は1万回死ぬべきかなw
あと、猫が十数匹いるとか、ヌコかわいいよヌコ――じゃなくて、『西又 葵といぬねこ20匹(仮)』の告知を思い出した。
それなんて、クロノトリガー?w


ちょっと脱線するが、先日友人と話していて夢の話題になった。
「そういや、明晰夢ってのがあるよね。
大体1日の3分の1は寝てるんだから、明晰夢見られるとお得ぢゃない!?」
とまぁ、こんな感じ。
なんでも、見た夢をメモる習慣をつけると夢がコントロールできるとかで、一時期俺もやってみようと思ったりしたが続かず断念した経験がある。
・・・・・・というか、Wikipediaに『明晰夢を見るには』項目があってフイタwwwwww


つまり言いたいことは、現実にはツンデレに出会える確率は天文学的なものだろうから、明晰夢ツンデレとイチャイチャ、にゃんにゃん、お手っ!しようぜ、という。
迷い猫オーバーラン!』でもそうだけどさ、巨乳義姉が抱擁してくれるとか、「それなんてエロゲ?」じゃん。
しかも、その姉がおにゃのこ拾ってきて一緒に暮らすとかまさに。

この手のラノベを読むと無性に(*´д`*)ハァハァ、Can't stop 妄想ing!
でも未だかつてツンデレ娘が夢に出て来たことはないという。


妄想で思い出した。そういえば、迷い猫と一緒にブラチューの小説が出ていたので買って来た。フヒヒ。

星来かわいいよ星来。
こっちは未読。

こっちのたくみ(拓巳;迷い猫のほうは巧)くらい妄想できるなら明晰夢見れなくても問題ないかもしれない。


というか『迷い猫』、実名のクダリ、麻生さんすらネタにされてるのか。読み返して気付いた。
内容自体は『俺の妹―』ほどオタクよりなものではないが、一部テキストにそれっぽい描写があったりするのでニヤリもあるかと。
なんにしても、メインはツンデレを味わうことなので、もう冬といってもいいくらい寒くなって来たが、秋の夜長に??


エンジョイ、ツンデレの秋!!