アニスと不機嫌な魔法使い2 - 読了

“絵買い”から入った第1巻に続いて2巻が出てたので読みました。
ストーリーはほのぼの系で和むし、
なんといってもやはり、植田亮さんのイラストは最高です!


アニスと不機嫌な魔法使い2 (HJ文庫)


アニスと不機嫌な魔法使い、主人公の元気印な女の子―アニスを中心に繰り広げられる心温まるすとーりー。
元々孤児で協会で生活していたが、事情によりシドという、見た目は子供(ryな魔法使いに引き取られて、そこでアニス自身竜を召還できる魔法使いとして成長していくという話。アニスは元気でポジティブで妄想癖のある子。で妄想しだすと止まらないが、その辺読んでいて元気を分けてもらえる心温まるお話、本当に。
例えるなら、お爺さんがひ孫を見て和んでいるようなそんな気分(もちろん、実体験ではないので想像)。


HJ文庫&キャラの!該当ページから“ちょこっと”立ち読みで文体や雰囲気がどんな感じか参考にすることができます。
1巻の立ち読みよりは2巻の立ち読みの方がアニスの性格がよくわかると思います(抜粋箇所的な意味で
この作品を好きになれるかどうかはアニスを受け入れられるかに大きく依存するので事前に読んでみるのがいいと思います。
とはいえ、絵が目当てなら言わずもがな。


個人的にはすこし引っかかったところがあります。
会話中で順接的な因果関係がよくわからない部分があるというか、いや、その会話の展開は不自然だろ的な。
まぁ、気になるといっても多少で全体的にはほんの些細なことですが。


ところで今回、第2巻の魅力は新登場キャラのマリエルです。父親には不良娘と言われているが実はかなりの乙女。
学校で嫌なことがあり、それ以来、彼女の趣味を理解してもらえるような友達も居なかった。
しかし、アニスが――きっかけはマリエルの父親に言われたからだとしても――アニスらしくマリエルに関わっていき、
マリエルの妹のロッテちゃんのイタズラが結果的に逆ベクトルはたらいたことでアニスとマリエルは仲良くなる。


マリエルかわいいよマリエル


でロッテちゃんはそれを快く思わなくて家出してしまうが、それがおおごとに発展し、それが今回の山場。


いやしかし、p157のロッテちゃんの挿絵はとってもカワユスなぁ〜


何か書いててカオスになって来たw
つまり、このラノベはアニスをはじめとする個性的なキャラたちによるはーとうぉーみんぐすとーりーです。
これからも温かい目でアニスの成長を見守りましょう。


だけど僕はロッテちゃん!(AA略


アニスと不機嫌な魔法使い2 (HJ文庫)
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