Mac OS XでのLaTeX,Beamerを使ったプレゼンスライド作成
今までMacにはMS Officeが入ってなかったので,思いきってインスコ.Officeは大学を通して購入することで安く購入できた.
しかし,MS OfficeとOS X LeopardのSpacesの相性が悪く,ツールパレットを出した状態でSpacesで移動したりするとツールパレットが勝手に他のスペースに移動したり画面遷移が上手くいかなかったりと使い心地は悪い.あとAquaSKKとも相性(・A・)イクナイ!!.
そこで,LaTeXでパワポのようなスライド作成環境を整えようってことになった.
LaTeXでもスライド作成が出来ることはなんとなく知っていたけれど,設定面倒くさそうだなーと敬遠していたが,実際導入してみてなんとも手軽だったので簡単メモ.
まず,以下から必要なファイルをダウンロードしてくる:
SourceForge.net: The LaTeX Beamer Class
必要なファイルとは:
- latex-beamer
- pgf
- xcolor
これらのファイルを,texmfもしくはtexmf-localツリー下,
texmf-local/tex/latex
ディレクトリに入れる.
俺の場合は以下のディレクトリに入れた:
/opt/local/share/texmf-local/tex/latex
それぞれ,
- beamer
- pgf
- xcolor
とリネームしておく.
最後に,
mktexlsr
コマンドを実行すればおk
Beamerのユーザーマニュアルやサンプルはダウンロードしたフォルダ中のdoc,examplesにそれぞれ入っている.
日本語も表示可能ということで確認に,以下のsample.texをお借りして実行(文字コードはUTF-8に変更した).
Beamerでスライド作成: TeXでプレゼンテーションしよう | TeX on Vine Linux
何といっても,数式の記述が便利!LaTeX式に記述することが出来るので書きやすい.
ちょっとした発表にも便利.これはよさそう!